Outreach activity†
サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術(高校生向け公開講座)†
加藤研究室では,毎年夏休みの2日間に高校生を対象とした公開講座「サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術」を開催してきました.本公開講座は,日本学術振興会「科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)(研究成果公開発表(B)(ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI))」の支援を受けて実施しています.
本プログラムは,身体とロボットを融合するいわゆるサイボーグ技術を福祉応用した装着型福祉ロボットに直接触れ,模擬的にその開発プロジェクトの一員として参加することで,身体と総合科目としての理科について学んでもらうことを主な目的としています.
本演習は,参加する高校生は高校生研究員の肩書をもらい,大学生研究員1名に対して高校生4-5名を1グループとた模擬的な研究開発チームを作ります.実際に行う内容は,サーボモータでワイヤを牽引することで動くロボット指を製作します(演習1).次に筋肉の活動電位である筋電信号を計測するセンサを作成し(演習2),筋電信号を入力信号としてマイコンでモータを制御します(演習3).またペットボトルの蓋と振動モータで振動子を作成し,振動子と圧力センサを用いて義手の感覚フィードバックシステムを開発します(演習4).最後に,自分達で作成したロボット指と筋電制御システムを用いて5本指型の筋電義手を製作し,実際の手指切断者の方に装着,使用してもらった後,評価してもらいます(演習5).
※日本学術振興会「平成28年度ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞しました
過去の実績†
- 2019.8.6-7 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンⅨ at 横浜国立大学
- 参加者数 高校生20名
- 令和元年度 科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)(研究成果公開発表(B)
(ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI))採択
- 2018.8.7-8 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンVIII at 横浜国立大学
- 参加者数 高校生20名
- 平成30年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2017.8.3-4 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンVII at 横浜国立大学
- 参加者数 高校生20名
- 平成29年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2016.8.3-4 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンVI at 横浜国立大学
- 参加者数 高校生20名
- 平成28年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2015.8.5-6 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンV at 横浜国立大学
- 参加者数 高校生21名
- 平成27年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2014.8.7-8 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンIV at 横浜国立大学
- 参加者数 高校生16名,中学生1名
- 平成26年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2013.8.1-2 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンIII at 電気通信大学
- 参加者数 高校生20名
- 平成25年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2012.8.2-3 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 シーズンII at 電気通信大学
- 参加者数 高校生20名
- 平成24年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
- 2011.8.4-5 サイボーグを作ろう~世界最先端 人と機械の融合マシン技術 at 電気通信大学
- 参加者数 高校生37名,中学生2名
- 平成23年度 日本学術振興会 研究成果の社会還元・普及事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 採択
高校への出張講義(講義)†
本研究室では,研究成果の社会還元活動として,高校での出張講義を行っています.サイボーグ技術の基礎から最先端研究動向などを紹介し,当研究室で開発された人・機械融合型リハビリテーションシステムでデモンストレーション行い,理数系科目の大事さを教えます.
2017.12.16 静岡県立浜松南高等学校†
- 第4回こころざし育成セミナー「サイボーグ技術とその医療・福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2017.6.9 神奈川県立柏陽高等学校†
- サイエンスワークショップ「サイボーグ技術とその福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2016.9.1 神奈川県立平塚中等教育学校†
- 出張講義「サイボーグ技術とその福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2016.6.10 神奈川県立柏陽高等学校†
- サイエンスワークショップ「サイボーグ技術とその福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2015.9.3 神奈川県立平塚中等教育学校†
- 出張講義「サイボーグ技術とその福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2015.6.26 神奈川県立座間高等学校†
- 出前講義B「サイボーグ技術とその福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2015.6.12 神奈川県立柏陽高等学校†
- サイエンスワークショップ「サイボーグ技術とその福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2014.12.10 神奈川県立光陵高等学校†
- 第3回サイエンスカフェ「サイボーグ技術とその福祉応用 ~人の適応する機械とは」
高校生を対象とした研究室見学†
2017.8.6 神奈川県立青少年センター主催「H29年度中高生サイエンスキャリアプログラム」†
2017.7.26 神奈川県立柏陽高等学校「キャリアアップ講座」†
2016.7.29 神奈川県立柏陽高等学校「キャリアアップ講座」†
高校における未病学習推進事業における未病学習に係る出前講義(神奈川県保健福祉局保健医療部健康増進課)†
神奈川県保健福祉局保健医療部健康増進課では,高校生が興味・関心をもって未病について学習できるよう,ロボットやICT活用について実体験を通じた授業等,様々な学習方法を用いた模擬授業を試行的に実施し,未病に関する学習の機会を提供しています.当研究室は本事業に協力し,県立高校に対して未病学習に係る出前講義(筋電義手)を実施しています.
2017.11.7 神奈川県立藤沢工科高等学校 40名†
2017.11.13 神奈川県立平塚工科高等学校 52名†
2017.11.29 神奈川県立茅ヶ崎高等学校定時制 113名†
2017.12.4 神奈川県立高浜高等学校 232名†
2017.12.8 神奈川県立相模原総合高等学校 13名†
2017.12.12 神奈川県立横須賀明光高等学校 39名†
2017.12.13 神奈川県立神奈川工業高等学校 39名†
2018.1.11 神奈川県立神奈川工業高等学校 120名†
2018.1.12 神奈川県立平塚商業高等学校定時制 40名†
2018.1.24 神奈川県立川崎工科高等学校 19名†
展示会・セミナー†
2017.12.27 第28回機械専門部研究発表会(主催:神奈川県高等学校教科研究会 工業部会 機械専門部) 講師†
- 「サイボーグ技術とその医療・福祉応用 失われた身体機能をとりもどすために」
2017.11.18-19 青少年のためのロボフェスタでのロボット展示・講演†